病気治療について
ACCESS-CLUB 病気の治療方法
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ディスカスエイズの治療

 ディスカスエイズに感染すると、とてもやっかいでヒレをたたんでしまい体は黒くなり、粘膜がはがれて隅の方で動かなくなります。他の魚にも感染しますのでやっかいな病気として知られております。対処法としては、pHを5.5位まで下げて、殺菌力のあるエルバージュを規定量の半分と塩を入れます。3日間の間、水換えをしないで薬浴してください。この際、水換えをしますと、死ぬ可能性が高くなるので行わないようにしてください。3日後に良くなっていないようでしたら、エルバージュを追加で入れてください。水換えは、色が戻りましたら行ってください。

えら病の治療方法

 片えらだけで呼吸したり、異常に呼吸が速くなったりする病気です。この時にはホルマリンを使用します。飼育水10Lに対してホルマリン1ccの割合で入れてください。2時間から3時間位するとえら等が溶けてきます。これで薬浴完了ですので水槽へ戻してください。ホルマリンはバクテリアも殺してしまいます。薬浴は、別の水槽で行うようにしてください。

拒食症の治療方法

 これは病気と言っていいか分かりませんが、強弱関係から来るもので、弱いディスカスがストレスからなる病状です。奥の方で動かなくなり、黒っぽくなります。高温飼育をしていると、7日から10日位でやせてきて、最終的にはガリガリになって死んでしまいます。この治療法は、水槽を別に用意してもらい、隔離して治療してください。水温34℃、フラジール、塩を使います。フラジールは、飼育水50gLに対して1錠、塩は飼育水100gに対して100g入れます。この際、酸素欠乏になりますので、エアレーションは強めにしてください。薬を使用したくない方は、弱ってきた個体と同じサイズの個体の中に入れたり、それより小さい個体の中に入れてもえさを食べるようになります。ただし、ガリガリになってしまっては治療できませんので、初期段階に行ってもらわないと意味がなくなります。

過食症の治療方法

 腹部が異常に膨らんでくるので、すぐに異常が分かります。この際は、別の水槽へ移し1週間位、えさ抜きをしてください。この病気も、早期発見、早期治療が必要となります。膨らみがなくなってきたら、冷凍赤虫を与えてください。食べるからといってたくさん与えると、また同じことになりますので、少なめに与えてください。冷凍赤虫を与えて2週間位しましたらハンバーグに切り替えてください。

フン詰まりによる腹部膨張の治療方法

 内臓障害による腹部膨張で、えさを食べていないのにお腹が膨らんでいる状態です。判別の仕方は、フンをしているか見てください。えさをハンバーグから冷凍赤虫に変えてみてください。冷凍赤虫には、フンを出す作用があります。ハンバーグは脂肪分が多く、フン詰まりになりやすいのです。日頃から赤虫も与えるように、えさに気を付けていればかかりにくい病気です。

白点病の治療方法

 体に塩を吹いたような白い点が付きます。水温の変化でなるときもありますが、プレコや金魚を薬浴をしなくて入れると、かかってしまいますので薬浴してから入れるようにしましょう。この時の治療方法は、水温を34℃にして、塩、マラカイトグリーンかメチレンブルーを入れて、3日間様子を見てください。飼育水100gに対して塩100g、薬は規定量の半分を入れてください。3日後に状態が変わっていなければ、水換えをしなくて薬を規定量の半分を加えてください。

寄生虫の駆虫方法

 白っぽいフンをし、だんだん痩せてきます。放置していると死んでしまいますので、きちんと駆虫するようにしましょう。ディスカスは寄生虫が体内にいます。対処方法は虫下しハンバーグを定期的に与えてください。薬は、食べなくては意味がありません。ハンバーグを食べている間に、駆虫してください。食べなくなってしまった個体には、フラジールを使用します。フラジールは、飼育水50gに対して1錠の割合で入れてもらい、水温34℃にセットします。この際、高温なので酸欠になってしまいますので、エアレーションは強めにしてください。3日後に、えさを探すしぐさをするようになりましたら、赤虫を与えてください。食べるようでしたら虫下しハンバーグを与えます。食べたらフンを観察してください。白い糸状の物が出たら駆虫しているという合図なので、寄生虫が出なくなるまで行ってください。1ヶ月に1回は、虫下しを行ってください。

顔を中心に出る寄生虫の駆虫方法

 顔を中心に、ごま位の寄生虫がつくことがあります。感染力が強く、2日位で死ぬ事があります。この時は、フラジールを使用します。フラジールを、飼育水50gに対して1錠の割合で入れます。水温も34℃にしエアレーションを強めに行ってください。3日後に100%水換えを行います。

目の白濁り病の治療方法

 眼球の表面が白く濁ってくる症状です。この症状は、急激なpHの変化でなる症状でpH4.0以下になると、ほとんどの個体はなってしまいます。この際は水換えでpHを6.0以上にしてあげれば解消します。

ポップアイの治療方法

 眼球が飛び出し最悪の場合は腹部も膨張してきます。この場合、水槽内の汚れが原因と考えていいと思います。濾過槽の掃除と、ろ過材全部の交換をしてください。飼育水も100%換えてください。これで大体は治ります。

綿かぶり病の治療方法

 体一面に綿のようなカビがつく病気です。酷くなると穴があきうっ血します。こうなると治療するのが大変なので、早期治療するようにしてください。治療方法ですが、エルバージュと塩を使用します。水温34℃、エルバージュは規定量の半分、塩は、飼育水100gに対して100g入れます。このとき、エアレーションは強めにしてください。この状態で3日間様子を見ます。治りかけていれば、水換えを行ってください。良くなっていないようでしたら水換えをしないで、薬を追加してください。
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